【感想】実際に使ってみてわかった!ツインバードのコーヒーメーカー「CM-D457」を徹底口コミレビュー
今回は、コーヒーマニアの間で密かに話題のコーヒーメーカー「ツインバード:CM-D457」について。
実際に使ってみた感想、使い方~お手入れ掃除方法、他機種との違い、良い点・悪い点、おすすめする理由など徹底的に口コミレビューしたいと思います。
スバリ!
- コーヒーの淹れ方にこだわりがある人にはおすすめ!
- ただし、1度で作れる量は3杯分までなので、職場など大人数で利用する場合は不向きです。
ツインバードのコーヒーメーカー「CM-D457」ってどんなマシン?|その特徴を口コミレビュー
ツインバードのコーヒーメーカー「CM-D457」の特徴/スペック
ツインバードのコーヒーメーカー「CM-D457」は、
豆を挽くところからコーヒーを淹れる作業まで全て一台で行ってくれる全自動のコーヒーメーカー。(粉からも可)
まずは、CM-D457の基本的なスペックについてまとめてみました。
CM-D457のスペック | |
価格 | 34,396円 ※Amazon価格 |
サイズ | 横幅160×奥行335×高さ360mm |
水タンク容量 | 約450ml(約3杯分) |
主な特徴
- 豆の風味を損ないにくい低速臼式フラットミルを採用
- 粗・中・細の3段階で豆の挽き具合を調整できる
- 抽出温度を「83度」「90度」の2段階で調整可
- 豆・粉からでも抽出可
摩擦熱をできる限り抑え、豆の風味が変わらない工夫
「CM-D457」の特徴のなかでも、特に注目すべき点は「低速臼式フラットミルを採用している」というポイントです。
南千住のコーヒーショップ「カフェ・バッハ」店主であり、コーヒーレジェンドとして名高い田口護さんが監修をしたマシンとなっており、摩擦熱をできる限り抑え、豆の風味が変わらない工夫が施されています。
また、豆を挽いている音や、お湯を注ぐ様子、ドリップしている様子を見ることができる構造になっているため、コーヒーを淹れている過程を楽しむことができるマシンでもあります。
「CM-D457」の見た目(デザイン)
箱から開封すると。
ツインバードのコーヒーメーカー「CM-D457」の使い方は簡単?|淹れ方を口コミレビュー
コーヒーの淹れ方
CM-D457は以下の手順で、簡単にコーヒーを淹れることができます。
淹れ方の手順
- 水タンクに水を補充
- ドリッパーの部分にペーパーフィルターをセットする
- 計量カップでコーヒー豆の量を計り、マシンの上部から豆を入れる
- マシンの電源を入れて、豆の挽き方(粗/中/細)を調整
- 「豆or粉」「抽出温度」「作る杯数」を設定
- スタートボタンを押して、コーヒーの抽出を開始
- 抽出が止まり、ガラスサーバーに溜まったコーヒーをカップに注いで完成
step
1水タンクに水を入れる
step
2ペーパーフィルターをセット
step
3計量カップで「豆の量」を計り、マシンの上部から豆を入れる
計量カップで「豆の量」を計ります。
マシンの上部から豆を入れる
step
4電源を入れて、豆の挽き具合(粗/中/細)を調整
電源をONに
豆の挽き方(粗/中/細)を調整
step
5「豆or粉」「抽出温度」「作る杯数」を設定
「豆」or「粉」を設定
抽出温度を「83度」or「90度」で設定
コーヒーを作る「杯数」を設定
step
6スタートボタンを押して、コーヒーの抽出を開始
お湯が徐々に注がれます
step
7抽出が止まり、ガラスサーバーに溜まったコーヒーをカップに注いで完成
コーヒーの完成
豆と水をセットし、好みの設定を選択して、あとはスタートボタンを押すだけで簡単に挽きたてのコーヒーを楽しむことができるのです。
ちなみに、コーヒー豆だけでなく、すでに挽いてあるコーヒーの粉を使って淹れることもできるため、豆ではなく粉派の人でも問題なく使用することができます。
ちなみに、全自動のコーヒーメーカーの中には「豆を挽く時の音がうるさい」というものも多数存在します。
しかし、CM-D457の豆を挽く時の音は74~85db程度。90db以上の音で豆を挽く機器もたくさんあるため、CM-D457は比較的静かなマシンといえるでしょう。
コーヒー温度は「ぬるい」?
抽出温度を「83度」or「90度」で設定可能ですし、熱めのコーヒーを好む人は「90度」に設定すれば決して「ぬるい」を感じることはないと思います。
補足:コーヒー抽出後
ツインバードのコーヒーメーカー「CM-D457」の手入れ&掃除方法を口コミレビュー
コーヒーを淹れる作業はほぼ自動で行ってくれるツインバード「CM-D457」
しかし、掃除に関しては、手動で行う必要があります。ただ、掃除の方法は非常に簡単なので、ぜひ以下の方法を参考にしながら毎日のお手入れをしてみてください。
【毎日の】お手入れ&掃除方法
毎日の掃除方法
- 本体からミル部分を外す
- 付属のミル用ブラシを使って、ミルについている粉を落とす
- 抽出口も水滴やコーヒーで汚れているため、ペーパータオルなどで優しく拭き取る
- ミル部分を本体に戻したら掃除完了
ミル部分は、上に引いて外すことが出来ます
ミルの内部はこんな感じ。
【たまのお手入れ】定期的なメンテナンス方法
また、長期間使っていると水タンクなども汚れていきます。そのため、定期的に以下のメンテナンスも行いましょう。
メンテナンス方法
- マシンの電源をつけて、マシンのモードを「メンテナンスモード」にする
- メンテナンスダイヤルについている「クリーン」にダイヤルを合わせる
- 3カップ程度の水を水タンクの中に入れて、サーバーの蓋とドリッパーをセットする
- 小さじ1杯分のクエン酸を水タンクの中に入れて、箸などを使ってよくかき混ぜる
- スタートボタンを押して、クエン酸の掃除を開始する
- ピピっという音がしたら、以下の《ドレイン作業》を3~4回繰り返したらメンテナンス完了である
ドレイン(排水管)のお手入れ
ドレインのお手入れ手順
- 水道水を水タンクに入れる
- メンテナンスダイヤルについている「ドレイン」にダイヤルを合わせる
- スタートボタンを押して、水道水を排出する
クエン酸を使ってマシンの内部を掃除することにより、水タンクや抽出するための機器を綺麗に掃除することができるため、汚れが気になってきたら、定期的にメンテナンスを行うようにしましょう。
ツインバードのコーヒーメーカー「CM-D457」の良い点・悪い点
はメリットの多いコーヒーマシンでありますが、人によってはデメリットを感じることもあります。具体的にどのような「良い点」や「悪い点」があるのか、以下の項目で確認していきましょう。
良い点
良い点
- コーヒーを淹れる作業が非常に簡単
- コーヒーを淹れる過程を観察できる
- 騒音も比較的静か
- 粗・中・細の3段階で豆の挽き具合を調整できる
- 抽出温度を「83度」「90度」の2段階で調整可
- 豆・粉からでも抽出可
- 低速臼式フラットミル採用で、摩擦熱をできる限り抑え、豆の風味が変わらない
ツインバード「CM-D457」は全自動ということもあり、非常に簡単な手順を踏むだけで、本格的な美味しいコーヒーを味わうことができます。
しかも、コーヒーを淹れる過程を観察することができるため、コーヒーをどのように淹れているのか気になる人や、コーヒーを淹れている間のささやかな時間を楽しく過ごしたい人にもおすすめのマシンといえるでしょう。
また、先述したように騒音も比較的静かなため「騒音が酷いマシンは使いにくい…」と感じている人にもうってつけのマシンです。
悪い点
悪い点
- 1度に最大「3杯」程度しか淹れられない
- 値段が少し高い
ツインバード「CM-D457」の大きなデメリットは、やはり水タンクの容量が小さいという点でしょう。
そのため、大家族の世帯で大勢でコーヒーを飲みたい場合や、来客人数が多い場合には使いにくいマシンといえます。
ツインバードの他のコーヒーメーカー「CM-D465B」「CM-D854BR」との違いは?
ツインバード工業ではCM-D457のほかに「CM-D465B」「CM-D854BR」といったコーヒーマシンも開発しています。
CM-D457と具体的にどのような違いがあるのか、以下にまとめてみました。
「CM-D465B」の特徴
CM-D465Bの特徴
- CM-D457と同じ全自動タイプ
- ただし、最大で6杯程度のコーヒーも淹れることが可能
- ミルの粉の飛び散り防止機能もついている
- 44,000円(Amazon価格)なので、CM-D457よりも高い
- 1度に3杯以上コーヒーを淹れることが多い人
- ミルの粉の飛び散りが気になる人
こんな人は、CM-D457の進化版である「CM-D465B」がおすすめといえるでしょう。
「CM-D854BR」の特徴
CM-D854BRの特徴
- 全自動タイプではなくサイフォン式
- 手動で淹れるため、より繊細で理想的なコーヒーを淹れることができる
- 7,530円(Amazon価格)なので、CM-D457よりも安い
- 全自動タイプではなく、手動でこだわりの美味しいコーヒーを淹れたいという人
- 安いコーヒーメーカーが欲しい人
こんな人は、サイフォン式の「CM-D854BR」がおすすめです。
ツインバードのコーヒーメーカー「CM-D457」はどんな人におすすめ?
ずばり、CM-D457は以下の条件に当てはまる人におすすめといえるでしょう。
こんな人におすすめ
- コーヒーの淹れ方にこだわりがある人
- 全自動タイプのコーヒーマシンが欲しい人
- できるだけシンプルな手順でコーヒーを淹れたい人
- コーヒーを淹れる過程が気になる人
- 1度に3杯程度以下の抽出量でも問題ないと感じる人
「本格的なコーヒーが飲みたいけど、できるだけ安価で手軽に使えるマシンが欲しい」「1人暮らし、もしくは2人暮らしで大勢でコーヒーを飲むことは滅多にない」という人に、CM-D457はおすすめできるマシンといえます。
反対に「1度に3杯以上淹れることが多い」「3万円代のコーヒーマシンは高すぎる」と感じる人は、大容量のコーヒーマシンや、手動のコーヒーマシンを購入するのがおすすめです。
まとめ
ツインバード工業のCM-D457は抽出量が少ないものの、手軽に本格的なコーヒーが楽しめるマシンです。
「美味しいコーヒーを手軽に飲みたい」と感じている人の願いを叶えてくれる便利なマシンといえるので、気になっている人はぜひCM-D457を使ってみてはいかがでしょうか。
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